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『約束』(やくそく)は、1972年(昭和47年)3月29日公開の日本の長篇劇映画。製作は斎藤プロダクション、配給は松竹である。1972年度キネマ旬報ベストテンで第5位を獲得した。 監督:斎藤耕一、主演:岸惠子。岸の相手役を演じた萩原健一の出世作としても知られる。 == あらすじ == 松宮螢子は、夫を殺害した罪で服役中の女囚であり、女性看視官に付き添われて仮出所中の身だった。仮出所の目的は、夫の墓参りと、同房の女囚から頼まれた手紙をその夫に届けるためであった。その螢子は列車の中で、ある男に出会う。男は螢子にしつこくつきまとい、待ち合わせの約束をさせる。螢子は約束どおりに男を待つが、待ちぼうけをくわされる。しかし男は、刑務所に戻るために夜行列車に乗る螢子を追ってきた。 螢子は男に心を許し、自分の身の上を打ち明ける。やがて列車は土砂崩れのために停車する。二人は列車を抜け出して抱き合う。到着した女性刑務所の前で二人は、螢子の刑期が終わって出所してからの再会を約束して別れる。男は自分の名を中原朗と名乗った。実は中原も、傷害現金強盗の罪を犯して警察に追われる身であったのだが、螢子はそれを知らなかった。 中原は螢子に差し入れる女性下着を衣料品店で夢中で買いあさる。そこに中原を追ってきた刑事が現れる。2年後、刑期を終えて出所した螢子は、中原が逮捕されたことも知らず、約束していた公園で中原を待ち続けるのだった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「約束 (1972年の映画)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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